リプレースの手順

STEP1	理事会協議

現在の管理会社への不満や将来への不安について協議の場を設けます。

アンケート形式にて、組合員の意向を収集することも有効です。

例

• ■管理委託費が高い・不明瞭
• ■清掃状況に不満がある
• ■長期修繕計画がない
• ■管理費等滞納者への督促が不十分
• ■フロント担当者の対応が悪い・遅い　等

現状管理の問題点、課題を集約・整理することにより、新管理会社へ事前に伝えることができ、満足度の高い結果が期待できます。グローリアへは、この段階からご相談をいただくケースも多くあり、管理組合様の意向に沿ったサポートをさせていただいております。

STEP2	管理会社変更の発意

理事会（又は総会）にて管理会社変更に向け、具体的に検討を進めることについて決議します。理事会とは別に諮問委員会を新設する場合もあります。

総会での円滑な合意形成のためには、この段階から管理会社変更に向けて協議を進めていくことを広報していくことが有効です。

STEP3	見積依頼

見積りを依頼する会社を数社選定し、見積り依頼をします。

例：グローリアが見積依頼をいただいた事例

• ■グローリアの管理しているマンションの理事の方からの推薦。
• ■近隣にある管理状況のよいマンションの管理会社がグローリアだったから。
• ■マンション所在地から近い会社を探していたから。
• ■不動産業者から紹介されたから。

国土交通省への登録会社や一般社団法人マンション管理業協会の会員会社はインターネットで検索できます。会社規模や受託棟数だけでなく、ホームページ等で会社の姿勢を見る事も大切です。

STEP4	見積比較

見積書を基に比較検討し、プレゼンテーションに参加してもらう会社を絞り込みます。

見積仕様を統一している場合を除き、各社で仕様が異なります。単に金額だけでなく、実施頻度や業務内容、フロント担当予定者の経歴もしっかり比較検討しましょう。また、あまり多くの会社からプレゼンテーションを受けると最終的な選定が難しくなります。できれば、3社程度まで絞り込みましょう。

STEP5	プレゼン

絞り込んだ会社からプレゼンテーションを受けます。

※併せて、理事会を開催し、管理委託会社（候補）の理事会案を決定する場合もあります。

プレゼンテーションには、理事役員だけでなく、希望する組合員が参加できる形式が望ましいです。また、フロント担当予定者に出席してもらい、できるだけ説明はフロント担当予定者にしてもらうことをお勧めします。なお、事前に各社への共通の質問事項を用意しておくと、質疑が活発に行われる傾向にあります。

STEP6	総会・重要事項説明会

総会にて管理会社変更（新管理会社との管理委託契約締結）について決議します。

総会にて新管理会社（候補）との管理委託契約締結について審議する前に、新管理会社（候補）から管理委託に係わる重要事項説明を受けることとなります。
総会にて管理会社変更について決議された場合、現行の管理会社に解約通知を送付する必要があります。円滑な引き継ぎを受けることができるよう、現行管理会社との調整も必要となります。